経営のヒント!vol.34

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成功の復讐にどう立ち向かうか?
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★成功の復讐とは?

過去の成功体験から抜け出せず、市場の変化に対応できないことを「成功の復讐」といいます。

実際、事業再生コンサルの現場においても、窮境原因が「成功の復讐」であることは非常に多いです。

その際、経営者は以下のようなことを言います。

「昔は良かったんやけどな~」

「まさか、ここまで市場が変化するとは思わなかった」

変革の必要性を感じながらも、過去の成功体験にしがみついて、市場の変化に対応できない中小企業が何と多いことか・・・。

★セブンイレブンはなぜ勝ち続けることができるのか?

セブンイレブンは「成功の復讐」に陥ることなく、画期的な新商品を武器に、勝ち続けています。

セブンイレブンの創業者、鈴木敏文氏は著書「売る力」で以下のように言っています。

・過去の経験に縛られると、思考や感覚にフィルターがかかってしまう。

・とすれば、発想の方法を逆転させるしかない。

・一歩先の「未来の可能性」や「あるべき姿」を描く。

・そこから過去や現在に振り返って、やるべきことに踏み出していく。

セブンイレブンはこのような発想に基づいて、過去の経験の延長線上にとどまらない、画期的な新商品を生み出しているのです。

あとは、一歩先の「未来の可能性」や「あるべき姿」をどう描けばいいか?という問題がありますよね。

この答えは「顧客の立場でとことん考える」ということだと思います。

「今まで」とか「当社は」の発想ではなく、「顧客は何にどう価値を感じるか?」をとことん考えるしかないのです。

★チャレンジ精神

過去の経験の延長線上ではダメで、変革する方向性も分かった!

あとは実行に移す経営者の覚悟次第です。

京セラの創業者、稲盛和夫氏は著書「京セラフィロソフィ」の中で以下のように言っています。

・新しいことや困難なことにチャレンジせず、現状に甘んじることは、すでに退歩が始まっていることを意味する。

・チャレンジとは高い目標を設定し、現状を否定しながら常に新しいものを創り出していくことだ。

・チャレンジは格闘技にも似た闘争心を伴う戦いであり、困難に立ち向かう勇気、忍耐、努力が必要である。

経営者がチャレンジ精神を持たずに、従業員が勝手にチャレンジしてくれるはずがありません。

成功体験にとらわれることなく、チャレンジ精神を持ち続けたいものです。

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第34号「成功の復讐にどう立ち向かうか?」いかがだったでしょう?

税理士業界は成熟市場(もしかすると衰退市場)にあります。

その中で、過去の成功体験からぬけだせず、「昔は良かった」と言って、変革を拒む年配の税理士の話をよく聞きます。

私は8年前に独立したので、良い時代を知らず、チャレンジし続けることができています。

もし、私が良い時代を知っていたら、今、チャレンジし続けることができたかどうか?

考えただけでもゾッとします・・・。

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